日本選手権、男子二連覇、女子は準優勝

1月28日～2月5日まで北海道北見市で開催された「第40回日本カーリング選手権大会」で、男子SC軽井沢クラブが二年連続の優勝、また女子SC軽井沢クラブも準優勝となりました。

男子チームは、予選を7勝1敗の2位で通過、プレーオフで予選1位の北見協会と対戦。好調をキープする相手だけに最終エンドまで点を取り合う攻防が続きましたが、延長戦でSC軽井沢クラブが2点スチールし、11-9でこの戦いを制し、決勝に進出しました。

翌日の決勝戦では、再び勝ち上がった北見協会と今大会三度目の対戦に。今回も最後まで拮抗する試合展開となりましたが、8エンドに1点、さらに9エンドで2点のスチールで点差をつけ、10エンドでコンシードとなり6-2で二連覇を達成しました。

男子SC軽井沢クラブは日本代表として4月にカナダで開催される「世界男子カーリング選手権大会」に出場します。

一方、女子SC軽井沢クラブは予選を5勝3敗の4位で通過。決勝トーナメント初戦は予選でロコソラーレからも勝ち星をあげた予選3位のフィロシーク青森でした。6エンド終了時点で1-8と大差をつけられたにもかかわらず、7エンドで3点、続く8エンドで5点、9エンドで2点の怒涛の追い上げを見せ、11-9と大逆転勝利をつかみました。

続く準決勝は予選2位の中部電力と対戦。6-6で迎えた最終10エンドのラストロックで、スキップ金井が相手ストーンを押し出す投球を決め、7-6で初の決勝に進みました。金井はこの勝利のあと「下からは這い上がっていく気持ちよさがある」とコメントしています。

最終日の決勝は予選で大敗を喫したロコソラーレ戦。3エンド終了時点で0-4とリードを許し、4エンドと6エンドで2点ずつ得点するも追いつけず、5-7で敗れました。

敗れはしたものの「価値のある決勝」と選手が語るとおり、女子チームにとって大きな手ごたえをつかんだ大会となりました。